オーストラリア生活

留学エージェントは必要か

2021/4/27

こんにちは

海外生活を考えている方にとって、日本にいる時からビザ取得やその他様々な手続きのサポート、

そして現地についてからも現地オフィスのサポートを得られるであろう「エージェント」の存在は

魅力的に映るのではないでしょうか?

今回はこういった「エージェント」の利用について、自分の考えを書いてみようと思います。

前にも書きましたが、僕が初めてオーストラリアに来たのは2006年、

西オーストラリアの州都パースでした。

そして僕が現地に着いてからまず行った所。

それが、とある留学エージェントの現地オフィスでした。

日本を発つ前に、僕はビザ(ワーキングホリデー)の取得、最初の3週間のホームステイ、

その他諸々の段取りを全てこのエージェントを通して済ませていました。

その為に支払った金額は、確か7、80万位だったと思いますが、

そこそこ馬鹿にならない金額ですよね?

それでも僕がエージェントを使った理由は、当時出発間際までめちゃくちゃ忙しく働いていた自分にとって、そちらの方が「楽だった」からです。

僕は「一度は海外で暮らしてみたい」という想いは、いつの頃からかずっと頭にありました。

それでも東京に出て、会社に入り、日々の忙しさに追われると、毎日がアッという間に過ぎて行く。

気が付けば28歳、ワーキングホリデーという制度は知っていて、当時の僕はそれが1番簡単に

「海外生活」を体験出来る方法だと思っていました。

そのワーホリビザの年齢制限が30歳、、、。

という事で、僕は慌てるように28歳の時に会社を辞める決意をし、短期間で全ての段取りをする事になったのです。

そしてそういう状況では、お金を払ってでも代わりに人に何かをやってもらう利便性の方が合理的だと思ったのです。

今から振り返れば、エージェントを通してやったことの殆どが個人でも十分に出来たと思う。

ビザの手配だってオンラインで簡単に申請出来たはずだし、実際に行ってからの語学学校選び、

住む所の手配だって個人で十分可能でしょう。

特に僕が利用したエージェントは実は評判が悪く、その会社名と「ボッタクリ」をかけた別名で呼ばれるなど悪評が絶えなかった。

もちろん僕は現地に着いてから初めてこれらの事を知ったし、実際大したサポートは受けられませんでした。

着いて間もない頃は何度かオフィスに行って幾つかの質問もしましたが、大体決まって満足のいく答えを得る事は出来ませんでした。

そもそもそのオフィスに勤めている社員自体、在豪歴1〜2年足らずの若い人が中心で、

中には僕と同じワーホリビザの人もいました。

僕の足は自然とそこから遠ざかり、分からない事は語学学校で出来た友達や、知り合いに聞く事で大抵解決しました。

こんな風に書くと、エージェントの利用には反対だと受け止められるかもしれません。

確かにエージェントを通さなくても、殆どの事が個人でも十分に実現可能です。

ただ先にも書いたように、当時の僕は出発間際まで忙しかったし、

お金を払って他人にやってもらうことで楽をした部分は確かにあったと思います。

結局の所、その人の置かれている状況によって答えはそれぞれ。

ただ、今海外へ行こうと考えている人にアドバイスを贈るとしたら、

やっぱり僕はこういった会社は利用しないことをお勧めします。

僕がパースへ旅立ったのが2006年。

あれからテクノロジーは更に進化し、情報やサービスへのアクセスも飛躍的に簡単になりました。

15年前には個人では難しかったことが、今なら簡単に実行可能です。

僕は今、オーストラリアでフリーランスとして働いていますが、

これだって昔ならもっとハードルが高かったはず。

あの時今のようなiPhoneがあれば、どれだけの事をより簡単に済ませられたことか、、、!!

とにかく今の時代、必要な技術やサービスを僕たちは既に持っています。

「個人の時代」と言われてから久しいですが、海外生活13年が経ち、今改めてそれを実感しています。

こんなに可能性に満ちた時代に生きている幸運を再認識して、

これからもお互い頑張って行きましょう!!

ではまた!

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