オーストラリア生活

オーストラリアに来た理由

2020/8/9

こんにちは

来週から学生になるミサキです。

学生と言っても、週一の夜間短期コースですけど、、、

本業がコロナの影響で壊滅中なので、何かこの際に勉強しようと色々探していました。

改めて思うんですけど、本当に今の世の中、選択肢が多いですよね。

と言うか、多過ぎる。

選択肢が多過ぎると、あれもこれもと余計に考えてしまって却って選べない。

もういっそのこと

「このコースかあのコースかどっちか選べ!」

みたいな方が良いのかも知れません。

少なくとも決断にかかる時間は圧倒的に少なくて済むでしょう。

よく考えてみると、人生も選択の積み重ねですよね。

“あの時こっちを選んだから、こうなった”

“あの時あっちを選んでいたら、今頃違う人生を送っていただろうか”

振り返ってそんな風に考える事は、誰しもあるはずです。

思い起こせば、これまで僕も数々の選択/決断をして来ました。
今こうしてオーストラリアで暮らしているのも、僕自身が選択した結果なのです。

という事で今回は、“何故僕がオーストラリアに移住することになったのか”について書いてみたいと思います。

オーストラリアに来た理由

まず始めにはっきりと書いておきたいのは、

「移住しよう」

と決めてこちらに来たのではないという事。

そもそもの始まりは、いつの頃からかずっと自分の心にあった

「一度は海外で生活してみたい」

という思いからでした。

僕はシドニーへ来たのは今から12年前ですが、実はその前にも一度オーストラリアに来ています。

当時僕は29歳で、いわゆる“ギリホリ”(ワーキングホリデーの年齢制限30歳ギリギリだから)というやつで西オーストラリアの州都、パースで1年暮らしました。

なので、正確に言えばそこが僕とオーストラリアの始まりだった訳です。

では何故、オーストラリアだったか?

実はこれという理由はないんです。

当時、日本とワーホリ制度を提携している国はそれ程無かったし、

僕は行くなら英語圏と決めていました。

その時点でカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの3国に絞られました。

おそらくイギリスも選択肢にはあったと思うのですが、興味がなかったのか特に調べる事もしませんでした。

そしてカナダは寒そうだという事で即却下。

という事で、アッという間にオーストラリアかニュージーランドの二択になりました。

当時会社員として、東京で忙しく働きまわる毎日。

その反動からか、行くならどこか小さな田舎が良いと思い、ニュージーランドに決めました。

そう、最初はオーストラリアじゃなかったんです。

始めはニュージーランドの自然や、田舎暮らしを夢想していました。

ですが時と共に、他のもっと現実的な事が頭に浮かぶようになりました。

それは例えば年齢の事でした。

“ギリホリ”で行くという事。

ワーホリビザはファームなどで働いてセカンドビザを取らない限り、1年だけです。

その限られた時間で何をするか。

「その歳でそういう事をするのはリスキーだよ」

当時、会社を辞める事を伝えた時に先輩に言われた言葉。

ワーキングホリデーの1年間をどう過ごすかは、その人次第です。

「ワーキング」だから絶対に働かないといけない訳ではないし、

1年間その国を旅して廻ったり、何もせずただゆっくりと過ごしたりしても勿論構わない。

ただ、いつからか僕のワーホリの第一目標は「働く」になっていました。

それも、現地の会社で現地の人と、自分の専門職で。

そうなると、僕の業界(イベント)を考えるとどうしてもオーストラリアの方が良い。

それでニュージーランド行きは止め、パースに飛びました。

仕事第一と言いながら、何故シドニーではなくパースにしたのか。

その話はまた次回に譲るとして、結果的に僕はパースで現地の映像会社に仕事を得る事ができ、

おそらくそのお陰もあって後にシドニーの会社でも働く事ができました。

そしてその会社がスポンサーになって、僕は永住権を取得するに至った訳です。

あの時ニュージーランドに行ってたら、どうなってたやろう??

当たり前ですけど、それは誰にも分かりませんよね。

ただ人間、自分で決めた事なら一生懸命頑張れると思います。

だからもしあの時ニュージーランドへ行っていても、

やっぱり同じようにチャンスを掴んでいたんじゃないかな。

そう思います。

人の意見やアドバイス、情報も大事ですが、最終的に決めるのは自分であるべきです。

そうする事で自分の行動、ひいては人生そのものに責任を持てる。

自分の不幸や境遇の悪さを嘆いて、それを親や他人のせいにするのだけは絶対にしたくない。

やっぱり自分の今の境遇は、これまでの自分が積み重ねてきた選択の結果だと思うからです。

という事で、今回は僕がオーストラリアに来た経緯について書いてみました。

ではまた!

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