オーストラリア生活

オーストラリア生活のデメリットとは? 在豪15年の僕が思う、オーストラリア「ここが微妙」

2023/1/15

こんにちは!

今回は、前回とは逆に「オーストラリアのこういう所が微妙」という点について書いてみたいと思います。

前回記事↓

飲食店が閉まるのが早い!

ずっと日本の都会で暮らしていた自分が、オーストラリアに来て最初に戸惑ったこと、それがこれ。

基本的に夜9時を過ぎると、マクドなどのファーストフード店位しか開いていません。

(場所によっては、たまにケバブ屋が少し遅くまで開いていることもある)

Cityと呼ばれる中心街でも、夜10時頃が大体ほとんどのレストランが閉まる時間。

仕事を夜9時に終えて、腹ペコでレストランを探し廻ったことが何度あったか!!

日本なら居酒屋やファミレス、ラーメン屋など余裕で開いていますよね?

それに日本なら100メートル毎にありそうなコンビニも、こちらにはほとんどありません。

よくあるのがガソリンスタンドに併設のコンビニですが、日本のコンビニの様な豊富な品揃えはありません。

様々なお弁当、おつまみやお酒、ちょっとした薬や靴下などの衣料まで、何でも売っている日本のコンビニは本当に特殊です。

歩行者信号が変わるのが早過ぎる!

Photo by Darius Krause: https://www.pexels.com/photo/stop-light-2253938/

日本の信号と違って、こちらは「緑の点滅」がありません。

どういうことか説明すると、

1. 信号が赤の状態

2. ボタンを押すと、しばらくして信号が青に変わる

3. 信号を渡り出して15〜30秒程(場所による)で、信号が赤の点滅に変わる

4. この時に既に信号を渡り始めている人はそのまま渡り、それ以外の人は横断を始めてはいけない

意味分かりますか?

つまり信号を横断するタイミングが極端に短いということ。

現実的には赤の点滅を見て慌てて信号を渡り始める人もいますが、ドライバーによっては思いっきりクラクションを鳴らされます。

信号が青の時間は本当に極端に短く、ほとんどの場所で10〜20秒位に感じます。

これは次に挙げるデメリットと関連しますが、オーストラリアはまだまだ車優先の車社会ということなのでしょう。

少し古いですが「How Australia's traffic signals favour drivers and discourage walking」というニュース記事のリンクを貼っておきます。

興味のある方は一読してみて下さい。

公共交通機関がお粗末!

日本と比べてはいけないのは分かっていますが、、、、、、

まず、電車の路線が全く充実していません。

地下鉄もありません。

日本の都市部はそこら中に電車が通っていますが、こちらでのメインはバスになります。

路線は結構あるのですが、渋滞などの道路事情に影響されてしまいますので、電車ほど正確ではありません。

今はスマホのアプリ"TripView"などのお陰で、昔に比べると相当便利になりました。

なので、シドニーやメルボルンなどの都市部に住んでいれば、それほど不便では無いかもしれません。

ただやっぱり行動範囲が狭くなってしまうし、個人的にはオーストラリア生活に車は不可欠だという印象です。

自転車が車道を走る!

これ、車を毎日運転する者としては本当に危ないんですよね。

オーストラリアでは自転車は車やバイクと同じ扱いで、歩道ではなく車道を走らなくてはいけません。

ヘルメットの着用義務もあります。

日本のようなママチャリは無く、大抵がレースでもするのかといった本気のロードバイク。

車道の端を走ってくれればまだ良いのですが、中にはど真ん中を走って渋滞を引き起こす人もいる。

また、本人にその意図はなくても、幅の狭い道路などではどうしても渋滞の原因になる。

やっぱりエンジンやモーター駆動のものと、人力で駆動するものを一緒にするのは危険だと思います。

ごく限られたエリアには「自転車専用道路」がありますが、ほとんど普及していません。

カスタマーサービスの質が低い!

これもまあ、日本のような「お客様は神様です」的なカスタマーサービスに慣れていると、かなりイライラすると思います。

具体的には

  • 何か問題があった時に連絡しても、それに対するレスポンスが遅い。
  • 「調べて連絡します」と言っておきながら、全く音沙汰無しということがある。こういう場合、こちらから何度も問い合わせをしないといけない。そして担当者が変わる度に、またイチから説明をしなくてはいけない。
  • 例えば何かの修理を依頼する時に、向こうが日時を指定してくる。そしてそれが「来週火曜日の朝9時から午後5時の間に行きます」などと言ったふざけた内容💢(誰が一日中、家で待っていられるんや⁉️)

特に3つ目。

僕は昔、何とか交渉して「朝9時から午後1時までの間」に来てもらうように予約をし、仕事の都合をつけて朝から家で待っていたのに結局来なかった、なんていうこともありました。

本当に日本の感覚のままで言うなら、この国に「カスタマーサービス」なんて無いんじゃないかとすら思ってしまいます。

ハエが多い!

Fly Animal Icon Cute Character. Flying Insect Mascot Vector Illustration. Zoo Kids Drawing Cartoon

日本でハエって言えば、ゴミ捨て場とか残飯とかそういう「汚いもの」に集るイメージですよね?

こちらはそうではなくて、ビーチとか自然の中にハエが多く飛んでいるんですよね。

しかも目、鼻、口といった、湿り気のある所に集ってくるので本当に鬱陶しい!

夏の暑い日に、汗をかいたTシャツの背中に何匹もハエを止まらせている人もよく見ます。

(注:人の背中がそうなら自分の背中もおそらくそうなっている、と考えた方がいいでしょう、、、)

飲食店でも、外のテラス席なんかで食べる時には注意が必要です。

そういえば、かなり昔にウルル(エアーズロック)に行った時も、ハエの多さにうんざりしたなぁ、、、

内陸部の砂漠地帯は特にハエが多いようで、「ハエ除けネット付帽子」などを被っている人もいました。

https://www.experienceoz.com.au/en/best-time-of-year-to-visit-uluruより

落ち葉ブロワー、芝刈り機が朝からうるさい!

Photo by Callum Hill on Unsplash

芝の手入れはまだ理解出来ます。

でもこの落ち葉ブロワーをやる意味が分からない。

まず、彼らは落ち葉を集めて回収するわけではありません。

単に機械で吹いて、道の端にどかせているだけです。

自然の風が吹く中で、これをやる意味が僕には理解出来ないのですが、皆さんはどう思いますか?

そして彼らの仕事開始時間は、いつもかなり早いです。

大体8時頃、早い時は7時過ぎ位から始まることもあります。

僕の仕事は時間が不規則なので、夜中遅くまで働いた翌日に早朝からこれをやられると、かなり苦痛です。

本当にこの機械、騒音が凄いんですよね。

だから彼らはの様な本格的な耳栓を付けています。


vecteezy.com

せめて早朝からやるのだけは勘弁して欲しいですね。

最後に

いかがでしたか?

色々とオーストラリアの嫌な所を挙げてしまいましたが、それを軽く上回る魅力がこの国にはあります。

オーストラリア移住を考えている方には、良い点と悪い点の両方を知った上で検討してみるのも良いかと思います。

ではまた!

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