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一歩を踏み出すキッカケに!海外移住を考えている人にオススメの書籍【10冊】

2024/8/18

こんにちは!

幼少期から本が好きで、これまで沢山の本を読んできました。

小学校低学年の時に読んだ、「トムソーヤーの冒険」や「ハックルベリーフィンの冒険」「大どろぼうホッツェンプロッツ」など海外の名作。

名探偵明智小五郎の助手、小林君が活躍する「少年探偵団シリーズ」

懐かし〜(ポプラ社HPより)

そして小学校高学年の時に流行った「ぼくらの七日間戦争」から始まる「ぼくらシリーズ」

振り返ってみると、様々な本との出会いが僕の人生に影響を与え、今こうして海外で暮らす自分がいるのも読書のお陰だと言っても過言ではない。

そこで今回は、海外移住を考えている人に是非読んでもらいたい、オススメの書籍を紹介します。

どの本にもハッとするような視点や、新しい考え方があり、皆さんの思考や行動に影響を与えてくれるでしょう!

国境のない生き方(ヤマザキマリ)

まずは以前にも当ブログで紹介した、「国境のない生き方」

副題が「私をつくった本と旅」とあるように、著者の読書歴と旅を中心に書かれた自伝的作品。

本を読んでも行動する人としない人に別れるけど、彼女は完全に前者。

「はじめに」に書かれている一文。

今も、自分と向き合う時は、周辺の電子機器の電源を切って本を読みます。それでもまだ何かが足りないと思う時は、荷物をまとめて旅に出る。

僕がこの本に出会ったのは、すでにオーストラリアで暮らしていた時。

でもこの本に書かれている数々の言葉には本当に刺激を受けたし、紹介されている書籍や映画は僕の世界を拡げてくれました。

気に入り過ぎて、なぜか親にもプレゼントしてしまった1冊 ^^

エグザイルス(ロバート・ハリス)

お次はここシドニーで、EXILES(エグザイルス)という本屋&画廊を経営していたロバート・ハリスの自叙伝「エグザイルス」


エグザイルス: すべての旅は自分へとつながっている (講談社+アルファ文庫 A 42-1)

初めてこの本を読んだ時は、本当にブッ飛んだ!!

著者は日本とイギリスのクオーターなんだけど、日本生まれで見た目も普通の日本人。

そんな彼が世界を放浪し、当時のヒッピー文化やビート文学と出会っていく。

そしてシドニーに落ち着いて、件の本屋&画廊を開くんだけど、とにかく全ての経験がブッ飛んでて面白い!

著者は1948年生まれなので、僕の親世代。

そんな一昔前の世代が当時やっていた放浪旅や、当時のシドニーの様子も知れてめっちゃオモロイ。

続編の「エグザイルス・ギャング」もオススメ。

この地球を受け継ぐ者へ: 地球縦断プロジェクト「Pole to Pole」全記録(石川直樹)

写真家として活動する著者が高校生の時に参加した、Pole to Pole(P2P)の一部始終が書かれた本。

P2P:正式名称はPole to pole 2000。世界中から8人の若手冒険者が選抜され、北極から南極まで人力だけで旅をし、各地でさまざまな人々と交流をはかるというアドベンチャー・プロジェクト。2000年4月5日に北磁極をスタートし、2001年元旦を南極点で迎えた。全走破距離3万2970km

僕がこの本に出会ったのは、暗黒の大学時代だったと思う。

自分と同い年の人間が広い世界で冒険しているのを知って、焦りと嫉妬を覚えた書籍。

若いってスバラシイ!

私の名前は高城剛。住所不定、職業不明(高城剛)

2008年にヨーロッパへ拠点を移し、以降は定住せずに海外を転々とする生活を続ける著者。

タイトル通り、職業不明で「色んな所で色んなことをやってる人」というイメージ。

僕が初めて読んだ彼の著書がこの本で、一時はメルマガも購読して読んでいた。

その行動力と知見からくる世界の情報や見方は、確かに面白い。

ただ彼の言うことには、ウソっぽいこと、もしくはだいぶ盛っているような内容も多いのが難点。

話半分くらいで聞いておけば、ちょうど良いのかも知れない。

ヴェネツィアの宿(須賀敦子)

以下の点から、前述のヤマザキマリと共通点がある著者。

  • イタリアへ留学
  • 現地での、文壇のサロン的な場所との関わり

ただこの方は1929年生まれと、自分の親世代よりも更に上の方。

やっぱりいつの時代も、日本を飛び出して世界のどこかに居場所を見つける人っているんやなぁ。

この本の最終章「オリエント・エクスプレス」には、若い頃に旅したヨーロッパが忘れられず、もう一度行くことを夢見ながらも、結局行けないまま亡くなってしまった著者の父親のことが書かれている。

会社がひまになったら、とイタリアから私が帰るたびに、父はくりかえした。もう一回、ヨーロッパへ行くぞ。

この文章を読んで、僕は二度目のヨーロッパ旅行を決断することが出来ました。

漂蕩の自由(檀一雄)

「火宅の人」で有名な檀一雄。

この人も放浪が好きだったようで、世界の色んな場所をうろついている。

思い立ったらすぐ行きたい所に出かけ、現地ではただお酒を飲んだり旨いものを食ったりして過ごす。

物書きってこんな生活が出来るんかぁ、と憧れてしまう。

深夜特急(沢木耕太郎)

言わずと知れたバックパッカーのバイブル。

海外旅行すらまだ行ったことがない、という人には「まずはこれを読んどけ!」ってくらいオススメの本。

建築家(安藤忠雄)

建築で有名な安藤忠雄も、若き日に世界を旅している。

1964年、日本で一般の海外渡航が自由化されるとすぐさま、渡欧を決めた。観光用のガイドブックもなく、むろん周囲に海外旅行経験者などいようはずもない。「もう帰って来られないかもしれない」と、出発の日には家族や友人、近所の人々と水杯を交わした。海外に出ることは、それくらい不安だった。

当時、「海外に行くこと」がどれだけ大ごとだったか良く分かる。

おまけに当時は1ドル=360円。

それに比べると今は何と恵まれていることか。

「海外に行きたい」と言いながら、実際の行動に移せない人はこのことをよく考えてみよう。

F(六田登)

過去記事【100記事記念!】4年間ブログを続けた感想でも紹介した、名作漫画。

主人公が日本を捨て、海外に活路を見出す所からが特に好き。

限りある時間の使い方(オリバー・バークマン)

最後はこれ。

過去記事「限りある時間の使い方」人生はたった4000週間⁉️でも紹介しましたが、

「限りのある人生、やりたいことがあるならどんどんやってこーぜ!」

というのが著者の主張だと僕は理解しました。

結局人生は「やるかやらないか」の選択の連続なのかも知れません。

やるならやる、やらないならやらない、という決断が出来ないと、ズルズルと時間を浪費して一生を過ごすことにもなりかねない。

その為には、自分にとって大事なことは何か、を理解している必要がある。

以上、海外移住を考えている人にオススメの書籍【10冊】でした。

YouTubeも勿論良いけど、一度じっくり本と向き合ってみてはどうでしょう?

皆さんの人生を変えるような、そんな書籍はどこかに必ず存在します。

これからも、良い書籍があればどんどん紹介していきたいと思います。

ではまた!

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