オーストラリア生活 オススメ

海外へ出るか迷っている人へ

2022/3/24

こんにちは

只今某アーティストのツアーでオーストラリアを廻っています。

本日南オーストラリアのアデレードという街に到着し、たった今ホテルにチェックインした所。

今回のツアーも丁度半ばを迎え、アデレードの後はメルボルン、タウンズビル、ニューキャッスル、そして最終のシドニーと、残す所あと5公演。

そしてこのツアーが終わったら3日間休みで、次は「カントリーミュージック・フェスティバル」という仕事でNSW州の北部にある、タムワースという所に出張です。

2020年、2021年とコロナの影響で多くのライブイベントがキャンセルとなり、スタジオなどで行われるヴァーチャルイベントが一気に主流になりました。

2022年は年明けから全豪オープンの仕事でメルボルン、そして今回のツアーやフェスティバル、更に今後も既に何本かツアーの仕事が入っていて、またコロナ前のように出張の多い毎日が戻って来ました。

今日アデレードに向かう機内で改めて考えていたのですが、本当に人生は不思議だなと、、、

大学生の頃に読んだ「深夜特急」で海外放浪旅に憧れ、それがいつの間にか旅だけではなく、「海外で暮らしてみたい」という思いに変わっていった。

そんな思いをずっと心のどこかに持ちながらも、東京で仕事を始め、日々の忙しさにただ流されるように過ごす毎日。

でも、その思いは消える事なく、僕の中にずっと残っていたんですよね。

それに気付いた時、迷いを振り切って、とにかく自分に正直に行動してみる事にしたんです。

あの時、僕の決断を無謀だとかリスキーだとか言った人たちも居ました。

それは僕の事を本当に心配してくれたからこその言葉だというのは分かっていたけれど、僕は最終的に「他人の声ではなく、自分の声」を聞く事にしました。

皆さん、自分の心の声をちゃんと聞いていますか?

このブログを読んで下さっている方の中には、海外生活に興味がある方も多いと思います。

興味はあって、色々考えたり調べたりはしているけど、いざ決断の時になると尻込みしてしまう。

そんな人もいるでしょう。

分かります。

僕自身、決断には時間がかかりましたから。

でも、自分の人生、自分自身で作って行きたいですよね。

失敗しても致命傷じゃなければ良い。

それ位の勢いで行きましょう!

それでもなかなか勢いが出ない、何かもっと刺激が欲しいという方の為に。

最後に僕自身大いに影響を受けた、オススメ書籍を2冊紹介して終わりたいと思います。

まず1冊目は上記でも触れた、バックパッカーのバイブル「深夜特急」

著者の沢木耕太郎氏が、自身の旅行体験に基づいて書いた紀行文。

これを読むと、旅に出たくてウズウズする事間違いなし!

そして2冊目は「テルマエ・ロマエ」で有名な、漫画家ヤマザキマリさんによるエッセイ。

14歳で1ヶ月間欧州を一人旅し、17歳でイタリアへ絵を学ぶ為に留学。

その後も世界各地を旅し、暮らしてきた著者による言葉には、僕も多くの刺激と勇気を与えられました。

・本気でやりたいことがあると、人は強くなれる。自分が本当に好きなことをやろうという意志と、生きていく喜びががっちりと結びついた時、人は逆境を逆境とも思わなくなるんじゃないか。

・閉塞感を感じたら、とりあえず移動してみる。旅をしてみる。(中略) どこかに行けば、今抱えている問題が解決するとは思わないけれど、自分が何にとらわれていたのかに気づくことはできる。

・人生は一度きりなんだから、無駄にできる時間はこれっぽっちもない。

・本当は色んな選択肢や可能性があっていい場面でも、いつの間にか「もう、それしか選択肢はない」という気持ちにさせられてしまう。「あれをした方がいい」「これはしない方がいい」という親の判断が、すでに情報に踊らされたものだったりする。

・生まれたからには、命をもっと使えばいい。

・もっと、ただの生き物みたいに、生きることそのものに夢中になったらいい。あとからくっつけたいろんなものを、とっぱらって、囲いの外に出てみる。一度でも出てみれば、きっとわかると思います。この世界が、どれだけ広いか。生きることは、そうやってあらゆる扉を開け放つこと。

ヤマザキマリ/国境のない生き方 -私をつくった本と旅-

何も悩みがない、なんて人は少ないと思います。

人間誰しも何かしら悩みを抱え、生きている。

そんな多くの人たちに、この本は特にオススメです!

ではまた!

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