こんにちは
皆さんは何か嫌な事や悲しい事があった時、どうしますか?
長い人生、良い事もあれば嫌な事もある。
それが人生。
そう分かってはいても、実際に悲しい事が起こった時
自暴自棄になったり、絶望してもう何もかもが嫌になったり。
でも、いつまでもそういう負の感情に塞ぎ込んでいると、
物事はいつまで経っても好転しません。
それどころか病気になったり、そのせいでまた精神的に落ち込んだり、、、と
負のスパイラルに陥ってしまうかも知れません。
本当に心と体は密接に繋がっています。
そんな時に是非読んで欲しい本がこちら
How to Stop Worrying and Start Living by Dale Carnegie
今更紹介する必要のないほど、有名な本ですよね。
もう読んだ事がある、という方も多いと思います。
でもこの本は作者自体が冒頭で述べているように、
「何度も立ち返って読む」
事でその効果を更に発揮します。
僕はこういった自己啓発本を読む時は、共感した部分に赤鉛筆で線を引くのですが、
この本はその赤線がめちゃくちゃ多い。
そして何か辛い事があるとこの本を手に取り、
パッと適当にページを開いて、そのページの赤線の部分をサッと読む。
そうやってほんの1,2行を読み返すだけでも十分に効果を感じられます。
という事で、今回はその数ある赤線の中から幾つかをピックアップして紹介したいと思います。
A problem well stated is a problem half solved
It is almost impossible to deal with a problem while it remains vague and nebulous
何か問題があった時、その「問題が何なのか」を特定する事。
冷静にその問題にまつわる「事実」を集め、ノートに書き出す。
その上で自分は一体何を怖れているかを書く。
そして、それに対して「出来る事」は何か。
それぞれの「事実」に対して、何が自分に出来るかを考えていく。
こういう問題に直面しているけど、それに対して自分は「~が出来る(I can~)」と書いていく。
もうダメだ
どうしようもない
などと思っていても、冷静に状況を分析すれば、実はやれる事はまだあるという事に気付くはずです。
99% of things I worried about never happened
Nearly all of our worries and unhappiness come from our imagination and not from reality
これもよく考えたらそうですよね。
もちろん、誰にだって漠然とした将来の不安はあるでしょう。
でも、これだって冷静に考えれば何の根拠もなかったりするものです。
自分が不安に思っている事が起こる確率は、本当はどれ位なのか。
例えば飛行機に乗る時に漠然と覚える不安だって、実際の飛行機事故の確率を冷静に考えれば
そんな心配はまず起こらないと考えられるはずです。
Circumstances alone do not make us happy or unhappy. It is the way we react to circumstances that determines our feeling
A man is not hurt so much by what happens, as by his opinion of what happens
個人的にこの言葉、胸に刻むようにしています、、、、
人間何か不幸に襲われた時、過剰反応しがちですよね。
こんな事が起こるなんて、自分は何て不幸な人間なのかって、、、、
でも、本当にそうでしょうか?
世の中には、信じられない程の苦難に耐えている人が沢山います。
そして程度の差こそあるにしても、この世で悩みのない人間なんて存在しないのではないでしょうか?
どんなに幸せそうに見える人でも、心のどこかに傷を持っているかもしれない。
何か本人にとっては深刻な問題と戦っているのかもしれない。
悩んでいるのは自分独りじゃない、そう思うだけでも救われるはず。
出来事に対して「過剰反応」しない事。
「喜びも悲しみも立ち止まりはしない」by 河島英五 (生きてりゃいいさ)
時が経てば、傷も癒える。
Our thoughts make us what we are
Our life is what our thoughts make it
幸せになりたいのなら、幸せな事を考えましょう。
「思い」の大切さを思い出させてくれる言葉。
Happiness is contagious. By giving, we receive
When you’re good to others, you’re best to yourself
他人に与える事の大切さ。
人間は1人では幸せになれません。
欲しいものがあるのなら、まずはそれを人に与えましょう。
The most important organ of all is the eye
If you can completely relax the muscle of the eyes, you can forget all your troubles
これってこの本が書かれた当時(72年前!!)よりも、今の方がもっと当てはまるのではないでしょうか。
スマホやパソコンなど、現代人は目を酷使しています。
意識的に目を休めましょう。
Worry goes when exercise begins
前回、下記記事でも触れましたが、心配事がある時や落ち込んだ時ほど体を動かしましょう。
悩みが大きければ大きい程、目一杯体を疲れさせてからベッドに入る。
そして泥のように眠る!!
いかがでしたか?
「人間は思考するから苦しむのか」
最近そんな事を考えていました。
「考えるから不幸になるのか」って。
でも、考える事を止めようと思っても、それは出来ない。
だったら少しでもその「考え方」を良い方向に変えられればと思って、今回この本を紹介しました。
今世の中で起きている事だって、考え方によっては悪い事ばかりじゃない。
良い面にだって、ちゃんと目を向けていきたいです。
お互い、明るく生きていきましょう!
ではまた!!
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