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海外移住者がワールドカップを見て思うこと

2022/12/4

こんにちは!

ワールドカップ日本代表がドイツとスペインを破る快挙で、決勝トーナメントに進出しましたね!

僕は普段サッカーはあまり見ないのですが、ワールドカップだけは別。

僕みたいな「にわかファン」は結構多いんじゃないでしょうか?

それだけこのワールドカップと言うものには、何か特別な魅力がある。

オリンピックなんかもそうですが、国の威信をかけて戦う、というところに人は熱狂するのでしょうか。

僕はいわゆる「黄金世代」と言われた中田英寿、中村俊輔、小野伸二などと同世代。

あの頃は今よりもっとサッカーを見ていたのですが、今回のチームに関しては予備知識はほとんど無し (^_^;)

堂安選手や久保選手などを辛うじて知っている位で、他の選手は全く知らないという状況で初戦のドイツ戦を見ました。

試合は終始ドイツに攻め込まれる状況が続き、ゴールキーパーの権田選手によるファウルで与えたペナルティーキックを決められ、先制を許します。

前半を0-1で終え、その時点でもう観るのをやめて寝ようかとも思いました。

実力差があり過ぎる、というのが正直な実感です。

フィジカル面、特に身長差は明らかで、ゴール前でボールが上がる度にヒヤヒヤする。

こら勝てんわ、、、┐(´∀`)┌

明日も仕事やし、はよ寝んとな、、、

そう思いながらもやっぱり後半も見続けていると、あの奇跡の逆転劇が起こりました!

2点目なんかは特に、縦のロングパス1本からFW浅野選手が持ち込み、そのまま力強く右を一閃!!

普段日本がフィジカルで負けているチームによくやられるパターンを、逆にやった感じです。

相手DFのチェックもありましたが、その際ファール狙いで(もしくは単にフィジカルの弱さで)倒れることなくそのままシュートまで行ったのが良かったと思います。

やっぱりFWやMFなど、得点を狙う選手は特に簡単に倒れてはいけない。

あの中田英寿の鬼のフィジカルを見習え!!

僕はオーストラリアに住んで15年になります。

仕事でもプライベートでも、外国人と毎日接しています。

そんな毎日の中で痛感すること、それが日本人と外国人のフィジカルの違いです。

(**もちろん一言に外国人と言っても色んな人種がいます。ここでは僕が普段接することの多い白人、主にアングロサクソン系を指します)

僕は身長が179cmなので、日本では背が高い方になります。

それが今回の一時帰国からオーストラリアに戻って来て、仕事に行くと、その時のメンバーの中で僕が1番背が低い、、、(((´ºωº`)))

身長だけではなく、体の分厚さというか、骨格からもう違う感じなんですよね。

ドイツ戦の後、色んな人から「おめでとう!」と声を掛けてもらいました。

そして、多くの人が「日本は良いチームだ」と言うのです。

「オーストラリアよりも日本の方が断然強い」と。

オーストラリア代表も、グループリーグを突破しラウンド16に進みました。(今朝アルゼンチンに負けました)

それでも当のオーストラリア人は結構冷めていて、ほとんど自国のチームに期待していないようです。

ただ、僕の中では2006年ドイツワールドカップでの日豪戦が頭に焼き付いていて、なかなかそう思えない。

当時僕はワーホリで初めてオーストラリアに来ていて、通っていた語学学校で多国籍なクラスメイトたちと一緒にその試合を観ていました。

前半こそ1-0で勝ち越していたものの、後半目に見えてスタミナが切れてきた所を一気に攻められ、なんとわずか8分あまりの間に3点を奪われ逆転負け。

タレント揃いで期待の高かったチームが、あんなに脆く敗れ去ったのは衝撃的でした。

体格で負けて、スタミナでも負けていては勝てるはずがない。

当時そう強く思ったのを覚えています。

フィジカルの差、特に身長はもうどうしようもないところ。

では、そこをどの部分でカバーしていくか。

スピード、アジリティ(敏捷さ)、スタミナ。

勝負出来るところは沢山ある。

今回のドイツ戦、スペイン戦を観て印象的だったのが、FW前田大然選手の鬼プレス。

とにかく執拗にボールを追いかけてダッシュを繰り返す姿に感動しました。

スペイン戦の同点弾だって、そもそもは前田選手のプレスがきっかけだったと思います。

海外移住者にとって、日本人が世界で活躍する姿を見るのは本当に力になります。

次戦、クロアチアにも是非勝って、歴史を創って欲しい。

頑張れ日本!

心から応援しています!!

ではまた!

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