こんにちは!
以前「オーストラリア移住者にオススメの銀行とクレジットカード」という記事を書いてから、早いもので4年が経ちました。
その間にテクノロジーの進化や、新しいサービスも増えたので、今回記事を更新することにしました。
当時の記事では「銀行」と「クレジットカード」の両方を紹介していたのですが、今回リライトしているうちに「銀行」だけで結構なボリュームになってしまいました。
なので、元記事は「オーストラリア在住者におすすめのクレジットカード【2026年版】」としてリライトし、この記事では銀行口座に絞って紹介したいと思います。
まず結論から言うと、オーストラリア在住者におすすめの銀行は、4年前と変わらずING銀行。(https://www.ing.com.au/)
なぜ今でもINGがおすすめなのか、その理由を解説します。
高い金利が魅力のING銀行
ING銀行をおすすめする理由は「高い金利」と「使い易さ」
僕がこの銀行を知ったのは2019年、お金の勉強を始めた頃に出会った一冊の本がきっかけでした。
その本が「The Barefoot Investor」
この本は、オーストラリアの金融アドバイザーによる個人向けマネー本で、2016年の発売以来ベストセラーとなり、2019年当時はオーストラリアの書籍売り上げランキングで総合1位を獲得していました。
僕は友達に勧められてこの本を購入し、そこに書かれていることを実践していきました。
実際にやったことは、以下の過去記事に書いていますので読んでみて下さい。
それまでは大手のANZ銀行を使っていたのですが、この本を読んですぐにINGに変えました。
以下が、当時の二行の比較。
2019年4月時点
| 比較項目 | ANZ | ING |
| 日常用口座 | Access Advantage | Orange Everyday |
| 日常用口座の金利 | 年0.00%(残高5万豪ドル未満) | 年0.00% |
| 口座維持費 | 月額$5(免除条件あり) | 無料 |
| 国内ATM手数料 | ANZのATMは無料。他行ATMは運営会社の手数料が発生する場合あり | 条件達成でATM手数料を還元 |
| 海外ATM手数料 | 原則$5+海外取引手数料3%(他社ATM利用時) | 条件達成でATM手数料を還元 |
| 海外でのカード決済 | 原則3%の海外取引手数料 | 条件達成でINGの海外取引手数料を還元 |
| 貯蓄用口座の金利 | Progress Saver:最大年2.40% | Savings Maximiser:最大年2.80% |
| 貯蓄金利の優遇条件 | 毎月の入金と出金制限 | 月$1,000以上の入金+カード決済5回以上 |
| 実店舗 | あり | 原則なし(オンライン銀行) |
| デビットカード | Visa Debit | Visa Debit |
当時、僕はANZのAccess Advantage(日常用)とOnline Saver(Progress Saverより緩い貯蓄用口座)を使っていて、Online Saverの金利は0.5%くらいでした。
お金の勉強を始めるまでは、お金に関して無頓着だったし、だからProgress Saverの存在も当然知らなかった。
まあ兎にも角にも、INGに変えたことで当時2.8%という高金利をゲット。
更にはANZのATMを探す必要がなくなり、どのATMでも手数料なしで使えるようになったのが、当時はめちゃくちゃ便利に感じました。
注:オーストラリアでは2017年10月初旬には大手4銀行のATMで他行カードの利用手数料が撤廃されており、2019年当時「ANZのATMを探す必要」はすでにありませんでした。(知らんかった…)とはいえ、INGはパブやコンビニのATMでも気にせず引き出せたので、やっぱりかなり便利でした。
特に良かった点(2019年当時)
- 海外での買い物(オンラインショッピングを含む)の際に、手数料が掛からない
- オーストラリア国内、更に海外のどこのATMを使用しても手数料が掛からない(**手数料が返ってくる)
- 2.8%という高金利
冒頭にも書いたように、決め手はやっぱり「高金利」と「使いやすさ」
それは2026年現在でも変わっていないけど、金利は当然変動するし、INGのサービスも不変ではない。
なので、これらが今現在どうなっているか見てみましょう。
2026年11月
- 海外での買い物(オンラインショッピングを含む)の際に、手数料が掛からない
- オーストラリア国内で大手4銀行のATMは無料で使えるが、独立系ATM(コンビニ、パブなど)では2〜4ドルほどの手数料を取られることがある
- 海外ATM使用時も、ATM運営会社の手数料が発生することがある。(ING側の海外ATM手数料は無料)
- 5.75%という高金利
改悪された点はATMの手数料。
ただ2026年現在、現金を使う機会は格段に減りましたよね。
なので、正直ほとんど影響はない。
そして金利は2019年当時よりも更にアップ。
もちろん金利は変動するものだし、「高金利が良い」と単純に言えるものではない。
住宅ローンや借金がある人からしたら、最近の高金利はキツいだろうし。
僕は今一時的に日本で暮らしていますが、日本も遂に「金利のある世界」へと変わってきましたね。
今更だけど、ほぼゼロ金利だった頃にローンを組んで、不動産を買っておけば良かったかなぁ、なんて考えが頭をよぎることもあります。
新しい貯蓄口座 "Saving Booster"
さて、そんなING銀行ですが、2026年7月にこれまでの主力貯蓄口座だった"Saving Maximiser"に代わり、"Saving Booster"という新しいサービスが始まりました。
これにより、"Saving Maximiser"は2026年12月1日で新規口座開設の受付が終了しますが、すでに口座を持っている人は引き続き利用可能です。
この2つの口座の違いを、以下の表に分かりやすくまとめてみました。
Saving Maximiser vs Saving Booster
| 比較項目 | Savings Maximiser | Savings Booster |
| 最大金利(通常) | 5.75% | 5.65% |
| 新規顧客向け特別金利 | なし | 6.25%(最初の4か月) |
| 基本金利 | 0.01% | 2.50% |
| 高金利の適用上限 | $100,000 | $500,000 |
| 毎月$1,000以上の入金 | 必要 (Orange Everyday口座に) | 不要 |
| デビットカードで月5回以上の買い物 | 必要 | 不要 |
| 毎月の残高増加 | 必要($1でも多ければ良い) | $100以上 |
| 自由な入出金 | 可能 | 可能 |
| Orange Everyday口座 | 高金利適用に必要 | 開設・維持に必要 |
| 口座維持手数料 | 無料 | 無料 |
| 新規口座開設 | 2026年11月30日まで | 受付中 |
新しい"Saving Booster"の最大の魅力は、高金利を受け取るための条件がとてもシンプルなこと。
毎月末の口座残高を、前月末より$100以上増やすだけでOK。
これまでの"Saving Maximiser"にあった以下の条件が無くなりました。
Saving Maximiserで高金利を受け取るための条件
- 最低$1,000の入金
- 最低5回、銀行カード(デビットカード)を使う
- 高金利用の口座(Saving Maximiser)を$1でも良いので、前月末よりも残高を高くする
しかも、もし条件を達成できなくても、2.5%の基本金利が付きます。
さらに、新しくINGの貯蓄口座を開設する人なら、最初の4か月は最大年利6.25%という高金利が適用される特典も!
なので、これから新規でINGに口座を開く方は迷わず"Saving Booster"を開設しましょう。
では逆に、すでに"Saving Maximiser"を持っている人はどうすればいいのか。
僕はそのままで良いと思います。
理由は高金利を受け取るための条件が、それほど難しいことではないから。
オーストラリア在住者で、仕事をしていれば$1,000の収入を得るのは簡単だろうし、カードを5回使用するのだって、カフェでコーヒーをテイクアウトしたり、ちょっとした買い物の際にカードをタップすればアッという間に達成できる。
あとは$1でも良いから、口座残高を前月末より高くすればいい。
"Saving Maximiser"を持っている人が"Saving Booster"に乗り換えたり、新たに口座を開いても「最初の4ヶ月のボーナス金利」は適用されません。
だったら0.1%といえど"Saving Maximiser"の方が最大金利が高い訳だし、焦って乗り換える必要はないかなと。
貯金額が$100,000に達する頃に、上限の高い"Saving Booster"開設を検討すれば良い。
口座を開設するには
最後に口座開設の条件について。
今回の記事は、タイトルにもあるように、基本的にオーストラリア在住者の方を対象にしています。
なので、以下の条件を満たすことはそれほど難しくないと思いますが、学生やワーホリの方でも、条件さえ満たせば問題なく開設できるはずです。
ちなみに、オーストラリアの運転免許証を持っていない場合は、代わりに各州が発行するPhoto Card(写真付き身分証明書)も利用できるようです。
口座開設の条件
- オーストラリアの税務上の居住者であること
- 本人確認書類を最低2種類用意すること(例:Medicareカード、運転免許証、パスポート)
- 18歳以上であること
- オーストラリアの携帯電話番号を持っていること
- メールアドレスを持っていること

開設手続きはオンラインで簡単にできます。
サクッと済ませて、早く高金利を稼ぎましょう!
INGは定期的に新規入会キャンペーンをやっています。今後キャンペーンがあれば、ここで詳細を共有します。これまでのキャンペーン内容は、過去記事【期間限定キャンペーン】人気のING銀行口座開設で$100をゲット!を参照して下さい。
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