こんにちは!
オーストラリアで暮らし始めてから、もうすぐ15年。
何だかんだ言っても、やっぱりオーストラリアが好き。
振り返ってみると、本当にアッという間の15年でした。
特に最初の1〜2年は無我夢中で、あまり記憶がない…… (^_^;)
まず移住当初って、色々とやらないといけない事が多いです。
半年くらいして、やっと少し落ち着いたかなって思っても、そこから完全に環境の変化に慣れるには更にまだ時間が掛かります。
オーストラリアで家を買いたい
在豪15年という節目を迎えて、今考えていること。
それが前回のブログにも書いた「海外⇄日本の二拠点生活」
理想をただの夢で終わらせない為には、どうしたら良いんだろう?
まず現実的に必要なものは、ベースとなる「家」
僕はこれまでの人生で家を購入したことは一度もなく、ずっと賃貸を続けて来ました。
そのお陰でこれまで身軽に、フレキシブルにやりたいことをやって来れたというのは事実。
ただ、これからもっと頻繁に日本とオーストラリアを行き来する生活を考えると、又貸しの出来ない賃貸だとやっぱり都合が悪い。
次の賃貸契約の更新まで、あと3ヶ月。
一体家賃をどれ位上げてくるんだろう……と今から不安が募る。
現在も世界中で進むインフレ、それを抑えようとする急激な利上げ、更にはその影響で起きたアメリカのメジャーバンク(シリコンバレー銀行,etc)の破綻など、何とも不穏な空気が漂っている昨今。
銀行の預金金利が上がって最高!(当ブログで何度も紹介しているING銀行の利率は遂に5.0%まで上がりました)
なんて単純な話ではもちろんなくて、変動性で家のローンを払っている人なんて、一体月々の支払いにどれだけの影響が出ていることやら。
そして、これは僕のような貸借人にも間違いなく影響してくるだろうと思います。
何故なら投資物件として部屋を貸し出しているオーナーからしたら、この支払いローンの増加分を賃借人に負担させるのは当然だ、と考えるだろうからです。
僕が今借りている部屋は、$565/週。
(いわゆる1DK。間取りなどの詳細は、過去記事「お金の話 4 シドニー生活1ヶ月の家計簿」を参考にして下さい)
仮に1ヶ月を4週間としても、月に$2,260(2023年5月時点のレートで約20万円)ですよ!
これが今のオーストラリアの現実。
新築アパートメントの建設もひっきりなしに続いているのに、まだ需要が供給に追いついていないらしい。
更に先週、下記のニュースが報じられました。
豪政府、移民制度を見直し 熟練労働者の受け入れ拡大【4月27日 ロイター】
何かしら高度専門職のスキルを持っている方には朗報ですが、この調子だと不動産の需要過多はまだしばらくは続きそうですね。
そんなオーストラリア、特にシドニーで家を買おうなんて、本当に遠い夢のような話に思えてくる……
とは言え、最初から諦めてたら理想もクソも無いッ!!!
小さな一歩でも、出来ることから何かを始めていかないと!!
と言うことで、まずはシドニー各エリアの調査を始めます。
記念すべき第1回目は、僕が個人的に好きなエリアで、シドニーでも人気のあるEastern Suburbsの1つ「Bronte」から。
では、いってみましょう!
シドニー東部、海辺の街 BRONTE
According to the 2016 census of Population, there were 6,733 residents in Bronte. In Bronte, 62.8% of people were born in Australia. The most common countries of birth were England 7.9%, New Zealand 2.6%, United States of America 1.5% and South Africa 1.5%. 78.8% of people only spoke English at home. Other languages spoken at home included French at 2.0%. The most common responses for religion were No Religion 38.6%, Catholic 24.8% and Anglican 12.3%.[1]
Bronteの人口動勢 Wikipediaより抜粋
基本情報(注:完全に主観です^^)
ロケーション
シドニー中心地(CBD)から東に7km。
Bronteビーチは近くにある有名なボンダイビーチほど混んでいなく、落ち着いた雰囲気。
Beach Parkの芝生に座って海を眺めたり、屋根付きのベンチがあるのでそこで勉強も可能。
僕は半年だけこのエリアに住んだことがありますが、海が近くにあるライフスタイルはとにかく最高でした。
やっぱりオーストラリアは海だ!という方には打って付け。
逆に、すぐ近くに便利なスーパーやショッピングモールが不可欠、という人には向かないかも。
とは言え、車で10分位の所にBondi Junctionという地域があって、そこに行けばほぼ全ての用事は満たされるでしょう。
治安
バックパッカーや若い世代が多いボンダイに比べて、Bronteはもっと落ち着いた雰囲気。
他の新興地域のように高層アパートメントが立ち並んだりということも無く、一軒家が多い。
シドニーの東部、通称「Eastern Suburbs」はシドニーでも屈指の人気エリア。
ある程度お金が無いと住めないようなエリアなので、それも高評価の理由。
価格
人気エリアだけに高い!
海辺の街の物件は、建物が古くても景色が良ければ(ウォータービュー)それだけで値段が吊り上がったりする。
オーストラリアで有名な不動産ウェブサイトhttps://www.realestate.com.au/によると、
Bronteの不動産価格の中央値は$3,150,000(日本円で約2億8千万円)
一軒家とアパートメント、それぞれの詳細は以下。
Bedrooms | 価格中央値 | 日本円 |
2 bedrooms | - | |
3 bedrooms | $3,837,500 | 約3億4千600万円 |
4 bedrooms | $5,550,000 | 約5億円 |
Bedrooms | 価格中央値 | 日本円 |
1 bedrooms | - | |
2 bedrooms | $1,507,500 | 約1億3千600万円 |
3 bedrooms | $2,130,000 | 約1億9千200万円 |
どうでしょう?
古いアパートメントですら、2 bedrooms でおそらく100万ドル(約1億円)は超えてくると思われます。
買いますか??
BRONTE スナップショット
開放感があって、ゆっくりとくつろげる芝生。
ほとんどのビーチにある「ロックプール」
もちろんBronteビーチにもあります!!
小さな子供も楽しめるミニ列車。
海を見ながら勉強すれば、集中力も一段と上がる!?
終わりに
いかがでしたか?
最後にシドニーの高級住宅のみを扱った、面白いドキュメンタリーがあるので紹介します。
その名も「ラグジュアリー シドニー」
金持ち達の超豪華な家が見れて面白いですよ。
是非観て下さい!
ではまた!
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