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英語習得のコツ

2020/8/11

こんにちは

今回は、海外生活をする上で必須のスキル「語学習得」について

自分なりの考えを書きたいと思います。

これを読んで下さっている皆さんは、オーストラリアや海外生活に興味のある方が多いと思います。

どこで暮らすにしても、その国の言語を習得する事はその地での生活の幅を広げ、

より充実した日々を送る事に繋がります。

では、どうすれば効率良く学べるのでしょうか?

以下、要点や僕自身が実践した方法をまとめてみます。

大前提

まず初めに、幾つかの例外を除いて、語学習得には時間が掛かるという事。

まずその認識を持って、根気強く学んでいく姿勢がないと、途中で諦めてしまう事になります。

「1年も海外にいたら(英語)ペラペラやろ?」

こんな事をよく聞きますが、

そんな事はまずない、と言い切れます。

そもそもこの「ペラペラ」の基準が曖昧です。

例えばカフェに行ってコーヒーが注文できる、タクシーに乗って行き先を告げる事ができる、

といった程度の英語力でも十分に暮らしていけます。

この事実と、先述した「根気の無さ」のせいで、実際多くの人がある時点で意欲を持って学ぶ事を止めてしまいます。

(注: オーストラリア在住者としての、オーストラリアでの話です)

なので、そのレベルで満足ならば短期でも達成可能かも知れません。

でも、「もっと上のレベルを目指したい」という方はこのまま読み進めて下さい。

リスニング

語学を習得する時に、1番重要なのがリスニングです。

スピーキングやリーディングよりも、まずはリスニング!!

何故なら言われている事が分からなければ、そこから先に発展する事はないからです。

発音に気を付けて、上手く話せたとしましょう。

で、相手がそれを理解してくれて(やった!!)、それに対して何かを言う。

(あなた)「???」

会話終了.........

もしくは言われた事は全く分からないけど、それでも話し続けたとしましょう。

(あなた)「ペラペラペラ~」

(相手)「え?」(何でこんな事言うてんの?俺の言った事全く理解してないやん、、、)

会話終了.........

分かりますか?

逆に相手の言っている事が理解できていれば、例え辿々しいスピーキングでも大抵の人は理解しようと耳を傾けてくれるものです。

ではどうすれば、リスニング力を鍛える事ができるのでしょうか?

僕はまだ日本に住んでいた頃、NHKの英語テレビを録音してそれをMD(古い!)に入れて毎日の通勤電車などで聞いていました。

英語のドラマ、映画、実際の会話を使った音声教材などを自分のプレイリストに入れ、とにかく聞きまくる。

ポイントは何度も繰り返し聞くこと。

それから字幕でも、テキスト教材でも良いので、実際の会話をテキスト(文字)として確認できること。

お気に入りの映画のワンシーンを繰り返し聞く。

そしてそれを字幕(英語字幕)で確認する。

息抜きとして、好きな洋楽を聴くのもあり。

ここでも、歌詞(文字)のチェックはキチンとしましょう。

個人的にお勧め出来ないのは、「英語のニュースを見る」こと。

特に初級レベルの人にはハードルが高いし、仮にその時字幕をオンにして見れたとしても

繰り返し聞く学習方法には向いていない。

それよりも実際の会話、普段人々がやり取りする自然な会話を切り取って、それを繰り返し聞いた方が実用的だと思います。

今は昔と違って、英語学習に使える素材は至る所にあります。

そしてそれを活用する為のテクノロジーも。

(MDに苦労して取り込んでいたあの頃が懐かしい……)

まずはお気に入りの映画の、大好きなワンシーンを丸暗記する勢いで聞きまくって下さい。

もう1つお勧めなのは、ポッドキャスト。

これは物によって難易度は上がるでしょう。

初心者の方にはイギリスBBCの

The English We Speak

6 Minute English

などから始めてみてはいかがでしょうか。

スピーキング

さて、次はスピーキングです。

もうこれに関しては「実践の場を持つ」事が1番だと思いますが、日本にいてはなかなかそういう機会が持てないかも知れません。

そこで僕がお勧めする方法は、「英語の本を音読する」です。

もちろん読みたい本、ご自身の興味のある本でも良いのですが、

ここでも僕は会話の多い、読み易い本をお勧めします。

やたら情景描写が多かったり、難解な言い回しを好むような作品は避けましょう。

そんな表現を覚えても、海外で暮らす際には全く実用的ではありません。

それから発音に関してですが、まず初めに言っておきたいのは

最初から発音にこだわり過ぎない」という事。

確かに発音(Pronunciation)は大事ですが、最初からそればかりを気にし過ぎてはいけません。

多少の訛り(accent)があっても、幾つかの点に気を付けていれば英語は十分伝わります。

ではその前提を踏まえた上で、話を進めていきます。

まず「VとB」「LとR」「TH」の発音ですが、これはネイティブの発音をお手本に、ひたすら練習して下さい。

参考までに言うと、Vの発音は下唇に前歯をのせて「ヴィー」と言うイメージ。

次におそらく日本人にとって1番厄介な「LとR」ですが、LightとRightを例にして説明してみます。

あえて大雑把に言わせて頂くと、Lightは普通に「ライト」として、Rightの時は口の中で舌を若干巻くような感じで発音してみて下さい。

音のイメージとしては、Lの時は少し高くRの時は若干口の中で籠もって低くなる感じ。

LとRはなかなか難しいですよ!

上の例以外でも、CollectとCorrectとか、日本人からしたら「一緒やん!」ってなりますよね。

最後にTHは、舌を少し噛んで発音するイメージ。

ThinkはいわゆるJapanese Englishの「シンク」ではなくて

「スィンク」(本当はこれも違うのですが、日本語で表記するとこれが1番近いかも)

と言う感じ。

それから英語を話す時に大事なのは、「話し切る」という事。

話している途中で間違えたり、相手に伝わっているのか不安になって声が小さくなったり、最悪途中で(伝える事を)諦めてしまう人がいます。

でも相手からしたら、途中で止められるとそれこそ意味が分かりません。

ですので、間違いを恐れず最後まで話し切りましょう。

少しゆっくり話す事を意識すると、より相手には伝わり易いかも知れません。

更にもう1点意識したいのが、「強弱(抑揚)をつける」という事。

日本語はどちらかというと抑揚の無い、平坦な発音ですよね。

それに比べて英語はアップダウンのある言語。

例えば「Dinner」という単語。

上記のように、この単語の強勢(アクセント)は第一音節にあります。

なので「ディ﹅﹅ナー」であって「ディナー﹅﹅」とはなりません。

これが日本語なら「晩ご飯」で

ん」でも「ば」でも無いし

はん」でも「ごはん﹅﹅」ともなりませんよね。

それから日本語は基本的に全ての文字を全部発音するのに対し、英語は省略される文字(音)があったりします。

(例: doubt, debt, subtle, receipt, isle, island, など)

まあ色々気を付ける点はありますが、スピーキングに関してまとめると以下になります。

  • 自信がなくても最後まで話し切る
  • 適切な音量で、少しゆっくり話す
  • どこに強勢(アクセント)を置くかを意識する

繰り返しになりますが、発音にこだわり過ぎないようにしましょう。

仮にあなたが二十歳を過ぎていて、これまで日本でずっと日本語で暮らしてきたとしたら、発音に関してはある程度諦める事も必要かも知れません。

大事なのは話の内容です。

語学学習は忍耐強く

いかがでしたか?

以下、学習する際の要点をまとめておきます。

  • まずは何よりリスニング
  • ドラマ、映画など何でも良いので、会話のシーンを繰り返し聞く(その際、スクリプトを確認できる事)
  • ポッドキャストを聞く
  • 洋楽を聴く
  • 洋書を音読する
  • 抑揚を付けて話す

英語学習に関しては、まずこれらを徹底的に試してみて下さい。

そして諦めないで下さい。

あなたに余程語学の才能がない限り、英語をモノにするには時間が掛かります。

「1年海外に住めばペラペラ」は無いと思って下さい。

英語ができれば、本当に便利ですよ。

何というか、世界がグワっと広がる感じ。

なので英語に関しては、このブログでも発信し続けていきたいと思っています。

もし何かご質問等あれば、下記メールまでお問い合わせ下さい。

ocean@mikazukiblog.net

ではまた!!

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