こんにちは!
先週は丸々1週間休みだったので、前々から計画していたロードトリップに行って来ました。
今回の目的は以下2つ。
- 温泉にでも浸かって、とにかくゆっくりする
- 雨の続く寒いシドニーから脱出して、どこか天気の良い所でサーフィンをする
海外移住者あるあるだと思うんですが、結構頻繁に温泉が恋しくなるんですよね、、、
特に僕が今住んでいるアパートは、バスタブが無く、シャワーのみ。
仕事で疲れ切った体にシャワーだけでは、やっぱり疲れが取れないんですよね。
それにシドニーの冬は日本の冬ほどではないにしても、それなりに寒いです。(最低気温6〜7℃ほど)
Vivid期間中はずっと寒い外の現場だったので、「とにかく温かいお湯に浸かりたい!」と思っていました。
シドニー近郊のブルーマウンテンズに「Japanese Bath House」という、日本風の温泉施設があるのは知っていました。
ただここは営業が金土日だけなので、却下。
それで少し調べてみると、オーストラリアには何と世界最大の鑽井盆地(その名もGreat Artesian Basin: 大鑽井盆地)があるというじゃないですか!
グレートアーテジアン盆地(グレートアーテジアンぼんち、英:The Great Artesian Basin)、大鑽井盆地(だいさんせいぼんち)は、オーストラリア大陸の中東部に広がる盆地である。クイーンズランド州、ノーザンテリトリー、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州の4州にまたがって広がっており、面積は約176万km2とオーストラリア大陸の約23%を占め、世界最大の鑽井盆地である。
Wikipedia
在豪14年になりますが、正直言って今までオーストラリアに温泉のイメージは全くありませんでした。
それが世界最大の鑽井盆地があるとは、、、
という事は、掘れば温泉が出る確率が高いって事か?
いやいや「鑽井盆地」という言葉はそもそも、「被圧地下水による自噴井が多く集まっている地帯」を指す普通名詞(Wikipediaより抜粋)という事らしいから、それこそ自然に湧出しているのか、、、?
オーストラリアの可能性に軽くビビりながらも、じゃあとりあえず行ってみようか、という事で決めたのがMoreeという小さな田舎町にあるArtesian Spa Baths。
シドニーからは車で約7時間。
遠い、、、、、、
出発した日のシドニーは雨。
連日降り続いた雨で洪水が起き、道路が閉鎖されているなんてニュースを目にしながらも、とにかく出発。
途中Singletonという街で、恐れていた道路の閉鎖があったりしながらも、何とか無事にMoreeに到着。
時刻は既に夜9時を廻っていました。
家を出たのが遅かったのと、途中の道路閉鎖、激しい雨などで予定よりも更に遅くなってしまいました。
因みにオーストラリアの田舎道を夜走るのは避けた方が無難です。
ほとんどの道が照明もなく真っ暗だし、動物が道路に飛び出してくる事も珍しくはないので。
とにかく長時間の運転でクタクタになりながら、予約していたモーテルにチェックインし、その夜は目覚ましも掛けず眠りにつきました。
翌朝。
目覚めると既に9時を廻っていましたが、この日の予定は目当てのスパのみ。
スパの営業時間は朝6時から夜7時までなので、時間はたっぷりある。
窓を開けると、天気予報通り外は快晴!!
という事で、まずはコーヒー。
僕は朝はまずコーヒーを飲まないとダメなタイプ。
コーヒーとクロワッサンという軽めの朝食を取り、少し辺りを散歩してみることに。
近くの公園まで行って、少し川辺を歩き、太陽の光を全身で浴びる。
本当はもう少しゆっくりしても良かったのですが、やっぱりはやる気持ちを抑えきれず、今回のメインイベントへ、、、、、、
入り口には源泉なのか、お湯が湧き出ていました。
匂いを嗅いでみましたが、日本の温泉のような硫黄臭はなく、ほとんど無臭。
受付で入場料$8を払い、更衣室で水着に着替えて、いよいよ中へ!!
ハァ〜〜〜めっちゃ気持ち良い!!!
あのVividの寒くて忙しい日々の中、この時をどれ程待ち焦がれていたことか!!!
お湯の温度は40℃程で、熱過ぎず、ぬる過ぎず丁度良い感じ。
奥にあるもう1つのプールは38℃程なので、ぬるいお湯に長く浸かっていたい、という人にはそちらの方が良いのかも。
僕らは40℃の方で出たり入ったりを繰り返し、結局4時間以上は入っていました^^
大満足で一旦宿に戻り、夜にまた入りに行くつもりだったのですが、ここで予想外の事が起きました。
宿のベッドに横になって、少し休もうと思ったら思いっきり寝てしまい、起きたら既に夜7時近く、、、、、
体が芯まで温まったからか、結構深い眠りだったみたいです。
いかがでしたか?
もちろん日本風のいわゆる「温泉」とは違い、「温水プール」と言った方が近いかもしれません。
ただ、お湯に含まれている成分は本物で、それは上がってからの肌のすべすべ具合で確実に実感できます。
最後に、もし興味を持って行かれる方の為に注意点を2つ。
1つは、コインロッカーのようなものは無いので、持ち物は全てプールサイドに置いておく事になります。
大きなプールではないので、プールサイドにある椅子の所など、目の届く所に置いておけば問題なし。
もう1つは、水の入ったボトルを必ず持っていく事。
入浴中は結構喉が渇きます。
なので頻繁な水分補給は怠らないようにしましょう。
水飲み場があるので、そこでボトルを補充できます。
少し遠いのがネックですが、オーストラリアの田舎町もたまには良いものですよ!
僕も次回は少し暖かい時期に、キャンプでもやりに戻って来たいと思います。
ではまた!
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