こんにちは!
Netflixで配信中の「地面師たち」
えらく話題になっていたので、見てみることに。
結論としては、面白かったけど、いくつか残念な部分もあった。
残念な部分1:ピエール瀧
この作品で個人的に1番気になった点、それがピエール瀧の関西弁。
あえて大阪弁で言わせてもらうけど、
ちょっと酷過ぎへん??
いっつも思うねんけど、関西弁喋らせるならちゃんと関西出身者使わんと。
他県の人がどう感じるか分からんけど、関西人からしたら明らかに違和感があるから。
というか、劇中でも被害者の不動産会社の社長が「ウソくさい関西弁喋ってた」って言うくだりがあったけど、そういう設定??
わざと胡散臭い関西弁を喋ってたってこと??
いやいや、別に詐欺のシーン以外でも関西弁を喋ってた所を見るとそれは無い。
詐欺を働く時に一番あってはいけない「胡散臭さ」をあえて演出する理由はないから、ピエール瀧演じる「後藤」が関西人という設定は間違いないはず。
それやったらやっぱり本物の関西人をキャスティングしないと。
もう僕は最初からずっとこれが気になってしょうがなかった。
ピエール瀧、演技下手やな〜
って思ったのも、実は演技云々の前に、このいい加減な関西弁が気になったからかも。
ウィキペディアによると、後藤は「口が達者で高圧的な性格」らしい。
これもよく思うねんけど、こういうキャラには関西弁喋らせとこ、みたいな典型的な見方ない?
何かなぁ…...
ベタというか、コテコテというか...
残念な部分2:ラストシーンと結末
もう1つはクライマックスのくだり。
主人公が自分の過去の因縁の原因が分かり、決着をつけに行く。
用意した銃で因縁の「ハリソン山中」を追い詰める!
ここで邪魔が入り、主人公は背中を刺され床に這いつくばる。
形成逆転。
これはもう後はボコボコに蹴り殺されるのみやな、っと思ったらそこから何故か組んず解れつの互角の戦い。
で、しまいには若手の刑事が乱入してきて更にもみくちゃの格闘になり、最後はハリソンが投げた手榴弾が炸裂…...
エンディングでは若手の刑事も主人公も全然生きていて、主人公は捜査への全面協力を約束する。
ハリソンも生きていて、最後は彼がどこかで趣味のハンティングをしている場面でこの作品は終了。
このエンディング、皆さんはどう思いました?
僕がまず思ったのは、何故ハリソンは2人を殺さなかったのか、ということ。
作品を通してこのハリソンという男は、残虐で猟奇的な人物として描かれている。
その証拠に彼は関わった人間を味方であろうが殺しまくっている。
そんな彼が、なぜ主人公だけは始末しなかったのか?
5年も一緒に働いた、自分のことを知る人物を生かしておく意味が分からない。
爆風で気を失った2人を見て、死んだと勘違いしたのか??
それとも何か、現場から慌てて立ち去らなけらばならなかった理由でもあったのか?
以上2点が気になったけど、感想としてはそれでも面白かった。
Netflix配信ドラマ「地面師たち」全7話。
これからも面白い邦画がもっと増えますように!
ではまた!
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